2023.07.28 お知らせ

超高密度脳波計とAIによるロボットアームの遠隔操作実験に成功

アラヤ研究開発部の笹井チームとKaiチームは超高密度脳波計とAIを利用してロボットアームを遠隔で操作することに成功しました。
本研究では、非侵襲型の超高密度脳波計を使用して、色の名前を発話したときの脳波データを取得しました。それらをAIに学習させ、脳波による単語の識別を可能にしました。また、模倣学習によってロボットアームの遠隔操作を実現しました。

実験の様子

この実験は、笹井チームの『超高密度脳波計によるGmailの操作実験』のネクストステップとしてKaiチームとともに実施いたしました。

実験概要の図解

本プロジェクトでは引き続き、この研究を発展させることでより多くのことを実現するBMI(ブレイン・マシン・インターフェース)を開発し多様な人々が社会にある障害を乗り越え、社会参加やコミュニケーションの選択肢を広げていくことを目指します。
研究の詳細は進捗があり次第、発表いたします。

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