インフラ業界には、建物だけでなく、トンネル・橋・鉄塔・ダム・水道管・ガス管など、コンクリートや金属でできた大型の構造物の点検業務があります。それぞれ、構造物自体や部品にサビが無いかや、コンクリートにひび割れや腐食が無いかなどの膨大で詳細な点検項目があります。
このような点検作業は、一部自動化が進められているなかでも、その作業の複雑さなどから汎用的な検査ツールで対応できないものが多くあります。その場合、作業員のスキルに依存するため、作業の品質を一定以上に保つのが困難であったり、作業自体が属人化されてしまったりすることがあります。
これらの課題に対し、アラヤの画像認識AI技術により、作業の自動化を実現します。
例えば、構造物や部品のサビ・傷、コンクリートのひび割れ・腐食、水漏れなど、従来は人が目視で確認・検査していたものを、AIが正常/異常判定をしたり、異常の種類ごとに分類したりすることができます。